このドラマは2003年日本テレビで放送されたドラマです。
主演は小林聡美さん。
どんなドラマかというと
「信用金庫で働くOLが、同期入社の親友が3億円の横領したことで「自分はこれでいいのか」と迷いだし、巡り巡って三軒茶屋にある賄い付きの下宿『ハピネス三茶』に住むことになり、そこで売れない漫画家や大学の教授、下宿を切り盛りする20代の女性と共に日々を暮らす」
というような内容です。
いまなぜこのドラマの話しをするのかというと
2022年7月21日にたまたま付けていたNHK「あさイチ」の推しドラマ特集を見たからです。
その日も私はあいかわらずモンモンとしたまま掃除機をかけていました。
「あーあ、なんもうまくいかん。あっ、今日のあさイチは推しドラマ特集かぁー。
推しドラマねー。」
とヴィンヴィン掃除機をうならせながら部屋に滞在する埃たちを吸い上げていると
パラパラパラ~♪
と、あのドラマ『すいか』の軽快なオープニングテーマが聞こえてきて
私、画面を2度見しました。
「うそっ、だろ」
思わず小声でつぶやき、掃除機のボタンをオフにしました。
その画面に映っていたのは、ドラマ「すいか」を推し続けている女性の姿。
なんとその方、ドラマの中に出てくるハピネス三茶があるであろう場所にアパートを借りて、仲間たちと推しかつライフをしていました!
もう驚きです。
「そんな人、この世にいるんだ。」
正直思いました。
「いろいろいていいんです。」
どこからか聞こえる浅丘ルリ子さん演じる教授の声。
「いろいろいて、いいんだ。」
何か、今まで自分の中で積み重ねてきた「売れなきゃ」とか、そういうどうしようもなく他者に委ねないと叶わない望みみたいな苦しい塊がブワッと体から出ていく感覚があって・・・
そうそう!「すいか」って、そういうことを教えてくれるドラマだったわ。
と、とても嬉しくなったのです。
それまでドラマ「すいか」はレンタルビデオを借りたりして何度も見ていましたが、
思い切って2021年に発売されたブルーレイを購入しました。
そして、その推しドラマに出ていた女性のインスタにいき、感動した旨を伝えると、すぐにリプがあり、イベントもやっているので是非、とお声がけいただきました。
その女性の名前はくになかさきえ(おさきちゃん)さん。
ひたすらに楽しんでドラマ「すいか」を推しているのですが、その推し方が凄い。
2018年からロケ地巡りをはじめとして「すいか」のカルタ作り(イラストレータの亀石みゆきさんが担当。亀石さんのホームページはこちらです)、ハピネス三茶の模型作り、そして「すいか新聞」などファンの人たちがやりたいことをやれるように呼びかけて、それを実現してこられました。そしてイベントにつぐイベントの立ち上げなど、半端な活動ではないのです。
私も自分の個展が終わるまでは日程などどうしてもとれず、泣く泣く参加を見送っていましたが、個展終了後、ついにイベント参加が実現しました。
最初に参加したオフラインイベントは2023年7月22日に早稲田大学小野記念講堂で行われた
岡室美奈子教授「アカデミックにすいかを語る」という講演会です。
会場はほぼ満席。
テレビドラマ論や現代演劇論が専門の早稲田大学教授でご自身も「すいか」ファンの岡室美奈子教授が語るテレビドラマの中での「すいか」の立ち位置。
まさかこんな視点で「すいか」を分析できるとは。
とても興味深い講義でした。
「教授~!」と会場にいた全員に呼ばれて登場した岡室教授の笑顔が素敵でした。
その8日後に参加したイベントはこちら
「ギョウザを包んでビールを飲む会」
ただひたすら「すいか」ファンの方々と「すいか」の話が出来て最高でした。
ギョウザも包んだし、ビールも飲みました。
このときにおさきさんとお話する機会があり、「すいか20周年イベント」の実行委員に入れてもらいました。
当初の目的はミニチュア作りです。
「個人的に楽しんでいたミニチュア作りを実行委員の皆さんと出来るなんて最高じゃん」
そんな思いで入った実行委員会。
それから1週間をちょっと過ぎた頃
おさきさんから連絡があり
「20周年イベントの冊子表紙を描いてもらえないですか」
とのこと
「なんっ、だと!?」
もちろん、断る理由なんかどこにもないので引き受けました。
そうして描いたのがこの絵です。
作品詳細はこちらより↓
冊子のデザインはおさきさんと相談しながら進めました。
そして、この冊子が配られるイベントですが
なんと、今月あります!
ドラマ「すいか」ファンイベント
日時:2023年9月23日
19時~21時30分
場所:三軒茶屋キャロットタワー5階セミナールーム
定員:100人
資料代:1,000円
内容:奇跡のドラマ、すいかのファンあるあるカルタをしながら交流します。
申込み:こくちーず
イベント参加、まだ間に合います!
イベントに参加してドラマ「すいか」にたっぷり浸ってみませんか?
迷っていたら、GOです!
きっと、あらたな発見と新しい価値観に出会えるはずです。
私も実行委員として参加します。
皆さまの参加をお待ちしております!
ドラマ「すいか」ファンサイトはこちらです。
(すいか新聞もこちらから見ることができます)
コメントをお書きください