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KOTOSHINO OWARINI 2022

 

 

早いものでもう年の瀬ですね。

 

先日、神奈川県立近代美術館へ内藤礼さんの展示を見に行ってきました。

 

 

神奈川県立近代美術館正面入口
神奈川県立近代美術館正面入口

この美術館を紹介してくださった方に、

 

「ここはロケーションも最高だよ」

 

と言われていたのですが、本当にその通りでした。

 

お天気にも恵まれたこともあったのですが

 

小道を抜けた先に見えたのが海だったときは

 

どこか別の異次元に来たかのような錯覚を覚えました。

「ああっ、こんな場所で暮らしたい」

 

素直にそう思いましたが

 

なんせここは高級別荘地の葉山

 

儚い夢は波とともに流しておきましょう。

内藤礼さんの展示は、ただ本当に空間がそこにあるという感じでした。

 

その中に置かれたガラス瓶やガラスを踏まないようにゆっくりとじっくりと観察する。

 

合わせ鏡に無限の時間と空間を空想して、ただそこにあるだけの存在が

 

実は果てしない物語性を孕んでいることに気が付いたり。

 

イサム・ノグチの【こけし】(1951) このこけしに愛着を感じて作られた作品もありました。
イサム・ノグチの【こけし】(1951) このこけしに愛着を感じて作られた作品もありました。

今年最後の謝罪。

 

私のブログを楽しみにしてくださっていた方に

 

なかなかブログの更新が出来ず、ごめんなさい。

 

どうしても作品を作ることとブログを作成することの比重がうまく調整できず、日々のことなどはTwitterで呟やくのみとなってしまいました。

 

1年が終わるといっても、明日から来年なんて横暴すぎるぜ

 

と思ってしまい、来年の目標も何も、今まで通りに頑張る

 

なんていう小学生でも思いつくようなことしか言えませんが、

 

こんなご時世だから、自分のことだけなんて正直頑張る以外の選択肢はないです。

 

 

本当に1日でも早く、子供たちが安心して過ごせる明日が来ることを思うばかりです。

葉山からの帰り道み見えた空。
葉山からの帰り道み見えた空。

 

 

でもここは自分のブログなので、ちょっとだけ来年の予定なんぞを発表します。

 

2023年7月12日(水)~17日(月)まで、

吉祥寺の錆猫ギャラリーさんで個展を開催させていただきます。

 

今年から始めた野鳥観察を含め、来年もいろんな物事を観察していこうと思います。

 

最後になりますが

 

皆さま、良いお年をお迎えください。

                                               2022.12.26

                                                 青木鮎美