前回に引き続き
ムーミン童話を書かれたトーベ・ヤンソンさんへの愛がとまらない私が、
ムーミンバレーパーク内にあるアトラクション系について攻めていきます。
ちなみに、私は前日にアトラクションを予約して行きました。
アトラクションは4つ
・リトルミイのプレイスポット
・海のオーケストラ号
・飛行おにのジップラインアドベンチャー
・ムーミン屋敷
アトラクションのチケットは「ムーミンバレーパーク」に入園後、オンラインまたは、現地の券売機で購入できます。
15時以降分のアトラクションチケットは、「アフタヌーンプラン」として、オンラインで事前購入をすることができます。
私が行ったときは(2019年11月現在)アトラクションの近くに券売機があり、当日も空きがあれば時間変更をしてくれたりしました。
まず全体の地図です。
続けてムーミンバレーパークのパンフレット
アトラクションは、だいたい一か所にまとめられています。
なので、アトラクションの時間帯を30分間隔で予約されても大丈夫なのですが、「飛行おにのジップラインアドベンチャー」だけは50分は間隔をあけた方が無難です。
では個別にアトラクションの説明をしていきます。
・ リトルミイのプレイスポット
参考図書は
ムーミン・コミックス 第4巻『恋するムーミン』「家をたてよう」
これを読んでから行くと世界観により浸れるかと思います。
対象年齢は低めかもしれません。
ポイントは参加型シアターなので、楽しんだもの勝ちです。
最後にシールをくれました。
(誤ってポケットに入れて洗濯してしまい、粉砕。もう!自分!!)
<アトラクション情報>
施設名/リトルミイのプレイスポット/Pikku Myyn leikkipaikka(ピックムーンレイッキパイッカ)
エリア/ムーミン谷
営業時間/10:00~20:00
時間/約15分
料金/700円(税込)※おとな・こども共に一律料金、3歳以下無料
余談ですが、皆さん
ちびのミイって超イケてる(もはや死語)ってご存知ですか?
一般的なミイのイメージは
「歯に衣きせぬ発言と、思うがままの行動が小気味いい、ムーミン童話のスパイス的な自由人」
(『ムーミン童話の百科事典』/講談社「ちびのミイ」から引用)
ですよね。
これだけだと、なんかちょっと自分勝手で人の気持ちよりも自分を優先するエゴイスティックな人間に聞こえます。
ですが、ミイはですね、単にとてつもなく頭が良くて冷静なだけなのです。
そんなミイが大事にしているもの
それは「怒り」です。
『ムーミン谷の仲間たち』の中に出てくる「目に見えない子」というお話に出てくるニンニという女の子。
この子は感情を押し殺してしまったために顔が見えなくなってしまったのです。
そんなニンニにミイは言います。
「たたかうってことをおぼえないうちは、あんたはじぶんの顔はもてません。」
(『ムーミン谷の仲間たち』/講談社「目に見えない子」より引用)
・ 海のオーケストラ号
参考図書
・『ムーミンパパの思い出』
これを読んでから行くと間違いなく感動がより深まります。
読んでいなくてもあらすじを説明してくれるので、安心してご乗船下さい。
お値段が少し高めかなと思いますが、トーベ・ヤンソンさんが文章で描いた世界をこうして体感できるなんて、なんて贅沢なアトラクション。
このアトラクションのポイントは座る席です。
会場に入ると左右に自由席があります。奥にある画面にあまり近づきすぎると映画館と同様で、画面が見えにくくなるので、真ん中らへんに座るのがおススメです。
<アトラクション情報>
施設名/海のオーケストラ号/Merenhuiske(メレンフイスケ)
エリア/ムーミン谷
営業時間/10:00~20:00
時間/約15分
料金/1,000円 ※おとな・こども共に一律料金、3歳以下無料
・ 飛行おにのジップラインアドベンチャー
参考図書は
・『たのしいムーミン一家』
これを読んでおくと、飛行おにの気分が味わえるかも?しれないです。
正直、原作はあんまり関係ないかな~。
小高い山の上からスタートして、往復約400mの宮沢湖上を滑空します。
びっくりするくらいスリリングですが、湖の上を滑空する快感はやみつきになります。
このアトラクションは、あらゆる条件(身長120㎝以上、高所恐怖症ではない等)をクリアできているようでしたら、ぜひ体験していただきたい。
とにかく
楽しい!
私は今回小学生の息子と一緒に行ったのですが、彼は終わった直後に自分の貯金をぶっこんでもいいからもう1度やりたい!と言い出しました。
完全予約制(空きがある場合もある)なので、その願い叶えられなかったけど、終わった直後にまた体験したくなるアトラクションでした。
ポイントは
予約時間の10~20分前に受付に行くこと。
そうすると、滑走順番が先になります。
このアトラクションは体に器具を装着後、スタート地点の高台まで歩きます(5分くらい)
その後、順番に滑走していくのですが、私は予約時間ギリギリまでショップを見てまわっていたので、受付に着いたときには列の最後でした。
体に器具を装着するのに、なんだかんだ15分くらいかかり
そして列の一番最後に並んでいたので、高台で20分くらい待ってから滑空。
ところで、
飛行おに、見つかりました!?
滑空中に発見できるらしいのですが
どこにいたか全然分からなかったです。
<アトラクション情報>
施設名/飛行おにのジップラインアドベンチャー/Taikurin seikkailupaikka(タイクリン セイッカイルパイッカ)
エリア/おさびし山
営業時間/10:00~20:00
滑走時間/約2分
料金/1,500円 ※おとな・こども共に一律料金、3歳以下無料
利用条件:身長120cm以上190cm未満、体重30kg以上100kg未満、乗車時にハーネスの装着ができる方に限ります。施設スタッフ判断により、ご利用を控えていただく場合があります。
・ムーミン屋敷
参考図書は
・『たのしいムーミン一家』
・『ムーミン谷の11月』より「ご先祖様は冬眠中」
もうここにこのムーミンバレーパークの全てが詰まっているといっても過言ではない。
それくらいのボリュームがある空間です。
後で知ったのですが、内部の小物類は新しくそろえたものではなく、原作に近いものをスタッフの方がフィンランドまで出向き、探してきたものだそうです!
愛が半端ないですね。
正直に言います。
私、このムーミン屋敷に入るとき、もうクタクタでした。
だから写真を撮る気力も湧かなかったのですが、ここは撮影OKです。
あ~もう、体力ゲージ80%以上の状態でもう一度入りたいです!
ポイントは
2冊の原作を読まれてからの方が確実に良い、ということぐらいですかね。
最後にシールをくれます。
私がもらったシールは、ちびのミイのアトラクションのときと同様に、洗濯機の中で粉砕しました。
ショック!
<アトラクション情報>
施設名/ムーミン屋敷/Muumitalo(ムーミタロ)
エリア/ムーミン谷
営業時間/10:00~20:00
時間/約30分
料金/1,000円 ※おとな・こども共に一律料金、3歳以下無料
はぁ
やっぱり今回も長くなった。
次回こそ、タイトルにある通り、おすすめコースを考査する!
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