前回の「紅のプラモデル~箱あけたよ編~」からの続きです。
なんやかんやで、無事着色も終わり、後は組み立てるところまで到達しました。
あとちょっとです。
まさか
まさか
3週引っ張るとは
皆様
あと少しです
いい加減、完成させますから
お付き合いのほどを・・・・
お願いします。
さあ、お次は内部のエンジン部分です。
こうやって作っていくと、実際の物がどういう仕組みになっているのかがよく分かります。
この部分も、上からカバーをかけてしまうので、見えなくなってしまいます。
見えない部分のバーツでも手を抜かないんだな、と感心いたしました。
細かい部分の細工が終わり、後は大きいパーツをどんどんくっつけていきます。
ここで、最初に塗ったアクリル絵の具が厚すぎてパーツがはまらないことがあり、カッターで削りながらはめていきました。
ついに完成!
とはさせません。
ここで登場、私の大好きアイテム
ねんどニス
私が使用しているのは
コニシ株式会社から発売されている色調が透明のものです。
これを完成したパーツに塗りまくります。
でた~
この安っぽいテカり
もう、大好きです。
そして、やっと、完成しました~。
マルコさんもテカテカと光って、ご機嫌そうです。
マルコの乗る席の前に、フィヨの席もありますね。
さて、ここでサボイアS.21の主翼に関して少し
サボイアS.21の最高速度は300km/h。
当時実在した代表的な戦闘飛行艇は250km/h。
つまり50km/h早いわけです。
このスピードをだすには主翼を1枚にした「単葉形式」というスタイルに負うところが多く、つまり空気抵抗が少ない形だそうで
逆に機体を支える主翼面積が減るため、低速度の操縦は難しいらしく、離着水は陸上機より難しいそうです。
それを覚悟で「単葉形式」を採用しているので、結果操縦の極めて難しい飛行艇になってしまったという側面があるそうです。
速度を優先して、操縦性を捨てた機体。
いつも人生をフェードアウトしているようなマルコの内に秘める情熱を表しているかのような飛行艇。
それがサボイアS.21だと、プラモデルを通して知りました。
ありがとう プラモデル
最後に、『紅の豚』で劇中に出てくる
私の大好きなジーナとマルコの会話(セリフ)より
「マルコ、今にローストボークになっちゃうから・・・私イヤよ、そんなお葬式。」
「飛ばねえ豚は、ただの豚だ」
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